ダックワーズと紅茶のペアリングメモ

ペアリングについて


紅茶とお菓子のペアリング第一弾。
今回はダックワーズと紅茶のペアリングを試してみました。
合わせた紅茶は
アッサム、ダージリン、セイロンブレンドの3種類。
私の予想として、アッサムorセイロンブレンド>ダージリンの順で相性良いと予想。

お菓子作りについてはこちら
ダックワーズを作ってみた。

作ったダックワーズについて

発酵バターを使ったバタークリーム入りのダックワーズ。
発酵バターならではのコクのある香り、バニラエッセンスの甘い余韻、食感は外かり中フワねっちり
しっかり甘さはありますが、重すぎず。マカロンなどに通じるメレンゲ系の食感、アーモンドプードルやバタークリームの濃厚さが、より紅茶に合わせやすそうなお菓子だと思います。

紅茶の抽出条件

茶葉:2.0g
湯量:150cc:テイスティングカップ
湯温:100℃
抽出時間:5分

アッサムと組み合わせて

まずはアッサムから。
モルト感があり、3種の中では最も香りが重たい印象。オーソドックス製法で、アッサムといっても茶葉は大きく、
渋みは少なく、全体的にまろやか。

ダックワーズのバタークリームとの相性は悪くなく、安心感のある組み合わせ。ただ、その分やや無難で、
特別な変化や驚きは少なめでした。
「迷ったらこれ」という安定感のあるペアリング。

ダージリンと組み合わせて

次はダージリン。
香ばしさとドライさがあり、
ウッディで少し大人っぽい香り立ち。
香りがはっきりとした印象でほかの2つに比べると甘さは少なく少しシャープな存在感のある味わいがある。

ダックワーズの甘さをキリッと引き締めてくれて、
後味が軽く、サクサク食べ進めやすい印象でした。
甘い焼き菓子にありがちな“食べ疲れ”が出にくく、
少し大人びた香りが甘い印象のお菓子に変化をつけてくれる組み合わせ。
飽きが来ずに食べ進められる、個人的には一番好み。

セイロンブレンドと組み合わせて


最後はセイロンブレンド。
セイロンの中でもローグロウン産地の茶葉を使ったブレンドで、アッサムを思わせるしっかりとしたコクがあります。
等級は新芽が多いFBOPFEXSP。甘い香りが印象的で、黒糖のようなニュアンスに、ほのかな植物感と花を思わせる香りが重なります。
味わいは甘さの中にシャープさがあり、アッサムよりもキレがよく、ダージリンよりもコクを感じる、バランスの取れた一杯です。

合わせてみると砂糖を引き立たせる印象があり、バタークリームのコクが紅茶の味に深みを加える印象。
ダックワーズのリッチさを一番引き立ててくれました。香りの合わせも悪くないが、ややクセに感じる部分が出てきたのが惜しい。
「組み合わせによるお菓子の満足感を出したい」なら、この中で、一番おすすめ。

まとめ

今回のペアリングをまとめると、
安心・安定:アッサム
香りの楽しさ・大人っぽさ:ダージリン
お菓子の魅力を引き出す相性:セイロンブレンド

という印象でした。

個人的には
お茶もお菓子も進むのがダージリン
お菓子を引き立たせる満足感 セイロンブレンド
アッサムは少し平凡に感じたものの、味わい的にも
外さない安心感はやはり魅力的でした。

今回アッサムが結構まろやかなオーソドックスだったので、ちょっと平凡な感じになっちゃった印象でした。もう少し茶葉量を増やして濃さを出すと印象も変わってきそう。

追加検証:ネパール2ndジュンチャバリ

茶葉:5.0g
湯量:350cc:カリタ ガラスポット
湯温:100℃
抽出時間:5分抽出

香りは非常に複雑で、花の香りに加え、香ばしい焙煎感やフルーティーなニュアンスも感じられます。
味わいはすっきりとしながらもまろやかで、余韻にはダージリンを思わせるキレがあり、起伏のある印象です。

ペアリングとしての相性は可もなく不可もなく。
まろやかなお茶のため、合わせて違和感はなく、特に香ばしい要素とは相性が良く感じられました。一方で、花の香りはやや感じにくくなり、紅茶の持ち味が少し鈍る点は惜しいところです。
とはいえ、お茶自体がすっきりとしているため、バターの甘さが重くなりすぎず、全体としては食べやすい組み合わせでした。